ドラゴンクエストシリーズで何度も登場しているステータスの一つかしこさ。ドラゴンクエスト6ではいまいちその意味や恩恵がわからない。一体どのようなステータスで果たして活用可能なのか考えていくページ。
各作品のかしこさの仕様について
ドラゴンクエスト3
レベルアップ時のMPの上昇に影響。呪文時間がの習得の条件に使用。
ドラゴンクエスト4
呪文の習得条件に使用。
ドラゴンクエスト5
かしこさが20以上で仲間モンスターが命令を聞くようになる。
ドラゴンクエスト6
???
ドラゴンクエスト7
世界ランキング協会のかしこさ部門で使用。
ドラゴンクエスト8
呪文の威力に影響。
各作品のかしこさの仕様のまとめ
少なからず、かしこさが存在する作品は何かそのステータスでないと起きないものである事がわかる。
つまりかしこさというステータスが意味や理由も無く、実装されている作品は無いと言える。
しかしドラゴンクエスト6では目に見えるような効果はなく、意味の無いステータスと言われている。
他の作品の傾向からこのステータスが存在するということは何か意味があるから存在すると考えられるので実は何か意味のあるものではないかと考える必要がある。
それではドラゴンクエスト6ではこのステータスは一体なんのために使用されるか様々な情報を頼りに考えていくことにする。
ドラゴンクエスト6のかしこさについて
公式ガイドブック上巻にはこう記されている。
「頭のよさを表す。数値が高いと呪文の威力や成功率が上がる。」
もしこの記述が本当であるとするならば、呪文の威力も、成功率も一定の範囲で決まっているのでその乱数の中から高い乱数が引きやすいという可能性もあるかもしれない。
しかし、あまり実感がなく、事実かどうかは何とも言えないものである。
もしそうであったとしてもそのような報告が各所で出ていてもおかしくないがそのような報告も無いので事実である可能性は高いとは言えない。
他には、味方キャラクターのAI行動の選択に変化があると言われている。
実際、敵モンスターの行動はかしこさによって行動が変化するため、味方キャラクターに対しても設定されていてもおかしくない。
しかしこちらの可能性も、実際に行動に違いがあるのかどうかのデータがあまり多くなく、行動に変化があったとしても気付けるレベルの変化が無いと思われる。
なにか戦闘でAIによる有用な活用方法が発見され、その条件がかしこさの値である場合、かしこさのステータスを見直す可能性がある。
しかしドラゴンクエスト6のAIの判断力は特定の特技等を乱用するような挙動以外は他作品よりも賢いとされており、かしこさというステータス自体の影響があるとしても元々の良さでカバーできているようにも感じられる。
敵モンスターのかしこさについて
敵モンスターにはかしこさが0~2の3段階設定されており、最も賢いとされる2に設定されているモンスターは意味のないとわかっている行動を選択せず、逆に最も低い0に設定されているモンスターはすでにかかっている補助呪文を何度も使用したりするという特徴がある。
詳しくは別記事にて。
結論
結論としてはこのステータスは実は隠された効果があり、通常プレイであったりRTAで何か有効に活用できるという事実が出てこない限り、特に気にすることの無いステータスであると言える。
敵のモンスターのかしこさは意味があるため、もしかしたらモシャスされたキャラのかしこさを参照して行動が変化するかもしれない。
かしこさが上がる装備
ちりょくのかぶと
15ポイント
かしこさが上がる職業
けんじゃ
20%(153/128倍)
まほうつかい
20%(153/128倍)
しょうにん
20%(153/128倍)
ゆうしゃ
15%(147/128倍)
パラディン
15%(147/128倍)
レンジャー
10%(140/128倍)
そうりょ
10%(140/128倍)
かしこさが下がる職業
とうぞく
10%(115/128倍)
ドラゴン
10%(115/128倍)
ぶとうか
20%(102/128倍)
バトルマスター
20%(102/128倍)
あそびにん
20%(102/128倍)
はぐれメタル
20%(102/128倍)
せんし
30%(89/128倍)