あまりまとめて記載されている媒体もなく歴史の一つとして作成。
主に有名どころで覚えている範囲を記載。
大まかに記述しただけなので間違いがあったりする可能性あり。細かいところ等後日追加、修正予定。
SFC版ドラゴンクエスト5で発生した不正
2011年8月27日に当時1位の記録を保持しておりでさらにそこから、5時間2分という記録を並走で達成。
2位の記録が5時間19分と大きく差をつけていることがわかる。
今でこそ5時間2分という記録はたまに並走でも記録している人もいるがこの頃のSFC版ドラゴンクエスト5は記録狙いでようやく5時間20分切りが出るという世界で、あまりにも突出したタイムでどのようにそんなタイムが出るのか多くの人々の興味の的であった。
しかしそのチャートを真似した数多くの走者もその走者のような記録を出すことができず、なぜその様なタイムが出るか疑問もあった。
運もよくまるでこれから先に起きることが予測できているかのような対処方法が多く、誰も真似することのできないプレイングだった。
またタイムシフト上ではなく直接視聴していた視聴者からおかしなものが映ったという報告もあるが詳細は不明である。
更には発言とコマンド入力が一致しないといういわゆるアテレコミスもあったりと疑惑が多かった。
本人は実機でプレイしたと発言しているが、タイマーを開始する前に操作していた画面とタイマー開始後の画面が一致しない等の不自然な点があった。
そのため最初は実際に実機で動作しているシーンを映し信用させ、電源投入するふりをして動画を流したのではないかと言われている。
それらについて本人からの回答はなく、記録が抹消された。
それ以前に達成した当時1位の記録も同様に発言とコマンド入力が一致せず運が非常に良かったりと以前から疑惑が出るような挙動があった。
他にもSFC版ドラゴンクエスト3でも不正していたと思われる挙動があったが証拠が少ない。
FC版ドラゴンクエスト4で発生した不正
出したタイムは4時間57分。この記録は当時1位の記録であり、FC版ドラゴンクエスト4のバグあり部門でも1位の走者であった。
これらの記録はエミュレータの使用して出した記録であった。
この当時はドラゴンクエストRTAはルール上、エミュレータを用いても記録が認められていた。
理由として、実機と比べてエミュレータを用いるほうが配信がしやすい、処理がエミュレータの方がよく、タイムも結果早くなると言われており実際、エミュレータを用いてRTAしている走者も多くわざわざルールを大きく変更するきっかけもなくRTAは個人で楽しむものでもあったため認められていた。
更にその走者はエミュレータを使用していた理由として実機の連射機が壊れていてエミュレータを用いていたとのことだった。
この走者の特徴としては何故かベロリンマン戦では行動安価(不正対策としてリスナーからのコメントをもとに行動すること。この場合はどのベロリンマンを攻撃するかをコメントで決めること)をせずエンディング後であればロスがないため行動安価を受け付けるというものであった。
他にはプレイ画面の下部に横長に大きくタイマーを配置していた。
そして通常レギュレーション、バグありともにその時の走りをこの走者本人が動画として少し期間を空けた後に投稿していた。
しかしその動画のエンディングのあるNPCの動きが配信時のとき異なるものであった。本人の説明としては該当箇所(エンディング部分)がなかったため付け足したというものであった。
そこからエンディングまでは動画を流しており、エンディングからはエミュレータで実際にプレイしていたのではないかという疑惑が出た。
タイマーを画面下部に置いていたのも動画を流したあとエミュレータに切り替えた際に出るメッセージを隠すためではないかとのことだった。
さらに動画投稿のタイミングが配信のタイムシフト(アーカイブ)が消えたあとを狙って投稿したのではないか友いわれている。
本人のコメントは特になかったがNPCの挙動は特に大きく不自然が点があるため記録を抹消された。
エミュレータを用いることで簡単に不正が行えることからエミュレータを用いたRTAの記録が禁止されるきっかけでもある。
さらにタイマーをゲーム画面上に覆い隠すようなスタイルも禁止された。
SFC版ドラゴンクエスト2で発生した不正
達成した記録は3時間16分で当時1位。
不正とは無縁と思われていた走者ではあったがところどころ違和感のある自称があったと言われている。
しかしとある日、偶然その走者の走りを録画していた動画が突如公開される。
その動画内にエミュレータを用いて不正を行っていたと思われるメッセージが表示されており、
タイムシフトを有効にしておらず証拠がなかなか見つからなかったこともあり発覚に時間を要した
またこの走者は当時SFC版ドラゴンクエスト1で18レベルで竜王に挑むいわゆる18竜王でも1位であり、その実際の証拠動画はないが記録を抹消された。
この走者は別ゲームのRTAでもRTAwikiに記録を残しているがその記録はまだ抹消されてはいない。(2022年11月27日現在)
3人の共通点として1位を出すほどのタイムを出しているが、行動安価に対する強い拒否感を抱いていたという点。
1位の記録を保持していた走者たちで、最も早いタイムを出すということは大きく注目されることにもなり、そのチャートを参考するようにもなる。しかしそれらが不正であるとなると一気に信用が落ちてしまう。
このあたりから不正に対する規制の意識が強まり、大会などでは行動安価、名前安価を設けたりするようになった。
個人でも不正を疑われないように行動安価等実施する場合が大きく増えた。
SFC版ドラゴンクエスト3で発生した不正
エミュレータを用いたものではない不正。実機での走りの動画をつなぎ合わせたものを生配信上であたかも
ゾーマ撃破前では付くはずもない称号、ゆうしゃロトが何故か主人公についており不正が発覚。
記録抹消、本家駅伝出場辞退となった。
SFC版ドラゴンクエスト6で発生した不正
現在発覚している中で唯一のSFC版ドラゴンクエスト6RTAの不正。
ROM改造という今までにない不正を行った。
真ムドーがルカニをしてくるというものであった。
とは言えソフトの不具合でルカニを行ったという可能性もあったが、本人がムドーとの再戦を拒否。
後に別作品でも検証した結果ドラゴンクエスト3でもおかしな挙動があることが判明。
偶然中古で改造されたROMを入手してしまった可能性も大きく下がり、本人も認めたため不正確定した。
ムドーがルカニをしてきた理由はおそらく、ムドーの行動パターンひとつであるまぶしいひかりorあやしいひとみの行動の箇所のあやしいひとみをまぶしいひかりに変更してまぶしいひかりorまぶしいひかりという行動パターンにして難易度を大幅に落とそうとしたと見られる。
まぶしいひかりとルカニは内部データ上に用意された各技に振り分けられている値がよく似ており書き換えを間違えたと言われている。
この不正の影響は大きく、実機でプレイしてもROMを改造したことは検証することが非常に難しく、大会運営が用意したROMを用いた記録以外はドラゴンクエストのRTAは認められないのではないかと言われていた。
現在はその様な考えはほとんどなくなり、不正を行っていない前提でRTAを楽しむという本来のスタイルに戻っている。
SFC版ドラゴンクエスト3で発生した不正
2022年10月29日から開催されているうなぎがもらえる某カップの予選の中で突然ゲーム開始時の映像が流れるという不自然な挙動を確認。
過去の動画で、MPの値が変化するような行為がないがMPの値が変化している点。
それらを合わせて不正行為が行われているのではないかと言われている。
本人は不正ではなく様々な要因で疑わしい自称が発生してしまったという説明をして、大会はリタイア扱いで良いとの発言をする。
しかしなぜかそれと同時に某カップの予選の走りのアーカイブや自己べ時のアーカイブが非公開の状態になっており、不正はしていないという発言をしておきながら潔白を証明するような証拠の可能性のあるものを隠している状態である。
本人はまだRTAの活動を続けたい趣旨の発言をしているが、もしRTAの活動を続けたい場合はまずは疑われてしまっている以上、その疑惑を晴らす必要があり、その疑惑が晴れないのであればそれ以降のRTA記録やその他の実績も疑われる事になり、チャートの実用性等信用もなくなることになる。
にも関わらず検証の余地のあるアーカイブを非公開にしたり、発生した事象に関して深く説明することなく曖昧な説明しかして今回の件を終わらせようとし、本人からは納得の行く説明がない状態。
ニコ生RTAwikiとspeedrun.comの違いについて
記事内にある記録の抹消と言うのはニコ生RTAwikiのことを指す。
ニコ生RTAwikiは極端な話、ニコ生上で達成、あるいは過去に配信していた人であればどんな記録でも記載することが可能。
一方、speedrun.com(SRC)はモデレータによる審査の後正式に記録として認められ記載されるという点であるため、達成時の動画は記載時の必須条件である。
しかし、現状、日本ではあまり利用者がおらず、簡単に記載できるニコ生RTAwikiの方が重宝されている。
最大の理由としてはspeedrun.comは英語で記載されているサイトであり、どのように申請するば良いかよくわからない等の理由で敬遠されていると思われる。
他にはspeedrunという単語がRTAと同じ意味である浸透しておらず何をしているサイトか知らなかったり、そもそも存在が知られていないという点もあると思われる。
そのため、活動や記録の投稿があまり浸透していない作品だとモデレータの数も少なく、権限が集中してしまい、初期にモデレータになった人物がちゃんとした人物でないと好き放題されてしまう可能性がある。
そうならないように英語を用いて適任ではない人物をサイトスタッフ経由でモデレータを排除してもらう必要がある。