すばやさのステータスの考え方について
SFC版ドラゴンクエスト6のすばやさは対象のキャラのすばやさの約2倍あればほぼ確実に先制できる仕様になっている。
行動順を決める際に乱数を用いて計算した値の大きい順に行動していく。
また、SFC版ドラゴンクエスト6のすばやさは回避率にも影響している。
計算式
計算式は
(素早さ+20)×1~0.5の間
となる。
詳しくは以下の記事から。
終盤のすばやさについて
しかし終盤の敵モンスターのすばやさや、ボスモンスターのすばやさは比較的高く設定されており、2倍の値にすることが難しい事も出てくる。
そのため、あえてすばやさを上げずに有利にする事も考えてすばやさの数値を調整していく必要が出てくる。
またすばやさを増減させる呪文がないので装備品等を使用してすばやさを上乗せするしかない。
回避率の計算式
すばやさが400以上かそうでないかで計算式が異なる。
といってもすばやさが400を超えることは通常ではほぼ無く、回避率もそこまで大きな値になるわけではないため、回避率目当てですばやさを上げることは割りに合わない。
すばやさが400未満の場合
(すばやさ/80+3)/196
すばやさが400以上の場合
((すばやさ-400)×6/25+8)196
注意点
記事の最後にも記載している通り、職業補正ですばやさが増減する職業が多い。そのため、せっかく調整したすばやさも転職した職業次第で全く予想しない結果になる可能性もあるため注意が必要。
特にすばやさが上昇する幅よりも下降する幅が大きい職業が多いので、すばやさを上げるために調整したキャラが転職後、どこまですばやさに影響するか確認する必要がある。
序盤で転職することができないはぐれメタルを除くと最もすばやさが上昇する職業がおどりこの30%なので、その上昇率を見込んだとしても極端に高い値のキャラができることが難しい。
すばやさを上げる理由
特定のキャラクター、敵モンスターよりも先に行動するため。
すばやさを上げない(下げる)理由
特定のキャラクター、敵モンスターを先に行動させるため。
中途半端な素早さにして行動順が不明確になるよりかは行動順を確定させたほうが良いことが多いため。
先に行動するメリット
敵の場合は不確定な行動をされる間に行動でき、選択した行動が確実に意味のあるものになるため。
味方の場合は補助呪文等を他の味方に行動される前にかけることができ、後から行動する味方が補助呪文等がかかった状態から行動できる点。
後に行動するメリット
敵の場合は行動パターンがわかっている場合、その行動をした後に行動したほうが良い行動を選択するため。
理想的なすばやさの値
すばやさを上げるとしてどの程度まで上げるのが望ましいか基準というものは特になく、個人のプレイスタイルによって決めていくことになると思う。
9割先制が取れるくらいのすばやさにして確実性を求めたり、8割、7割とかで攻める等、実際プレイして必要に応じて決めても良い。
長いターン必要な戦闘であればできれば先制できる確率は高いほうが良いと思われる。
また、元々そこまで素早くないキャラのすばやさを上げて先制率をあげようと目論むもその上昇値で数%先制しやすくなりも、その数%が本当に必要があるのかを把握しておく必要もある。
下記の通り、素早さを上げる装備品は非売品で数に限りがある。
そこで、すばやさを上げるとしても、効果が最大限出るように装備する必要がある。
すばやさが上がる装備
はやてのリング
30ポイント
ほしふるうでわ
すばやさを2倍にする。
すばやさが下がる装備
ガラスのくつ
20ポイント
まじんのよろい
すばやさを0にする。
すばやさが上がる職業
はぐれメタル
100%(256/128倍)
おどりこ
30%(166/128倍)
とうぞく
20%(153/128倍)
レンジャー
20%(153/128倍)
ぶとうか
15%(147/128倍)
パラディン
15%(147/128倍)
バトルマスター
10%(140/128倍)
けんじゃ
5%(134/128倍)
すばやさが下がる職業
まほうつかい
5%(121/128倍)
そうりょ
10%(115/128倍)
まほうせんし
10%(115/128倍)
スーパースター
10%(115/128倍)
ドラゴン
20%(102/128倍)
あそびにん
30%(89/128倍)
せんし
35%(83/128倍)
しょうにん
40%(76/128倍)